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伝統への探究心、そして意欲的な姿勢を崩さない木津さんに共感してます。
沖縄の空気の中で育んだこのアルバム、栄養豊富だ。
(細野晴臣)


ほんとうに聴きたかった
日本の音楽です
(青柳拓次)


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「SHIGERI BUSHI」「幸せハッピー」盆踊り振り付け解説をダウンロードできます!
「SHIGERI BUSHI」盆踊り振り付け  「幸せハッピー」盆踊り振り付け

(PDFファイルを開きます)



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初回限定特典

アルバム『SHIGERI BUSHI』

SHIGERI BUSHI 現在進行形の民謡歌手・太鼓奏者、木津茂里。細野晴臣をはじめ幅広いジャンルでの共演や、数十カ国に及ぶ海外公演など多岐に渡る活動の成果を集約した初のフル・アルバムがこの『SHIGERI BUSHI』だ。
 北海道から沖縄まで全国各地の民謡を、青柳拓次(リトル・クリーチャーズ)プロデュースにより、伝統を重んじながらもアコースティックで繊細でモダンな息吹を吹き込んでいる。また、細野晴臣(曲)&青柳拓次(詞)のコンビによる表題曲「SHIGERI BUSHI」や、沖縄・石垣島出身の唄者・大島保克が手がけた「十日の村に」といった書き下ろしの新曲に加えて、伝説のユニット・HIS(忌野清志郎、細野晴臣、坂本冬美)の名曲「幸せハッピー」や、青柳のソロ作品に収められていた「つきのにじ」といったカヴァーもセレクト。レコーディングには、青柳拓次、細野晴臣、大島保克、澤田勝秋、新良幸人、サンデー、伊賀航などジャンルを超えたゲストが参加。久保田麻琴がマスタリングを手がけている。
 沖縄・コザのスタジオで南国の空気とともに記録された木津の歌声は、民謡という枠を飛び越えた魅力を放つ。英米のフォーク・ミュージック、アフリカや中南米のルーツ・ミュージックなどと並べても遜色ない、日本が誇るべき新しい民謡がここにある。
(文/栗本斉)

参加メンバー

木津茂里[唄、太鼓、三味線]
青柳拓次[プロデュース、弦楽器 他]
細野晴臣[ベース 他]
澤田勝秋[津軽三味線]
大島保克[唄、三線]
新良幸人[唄、三線]
伊賀航[ベース]
サンデー[太鼓]
木津茂里社中[コーラス]
久保田麻琴[マスタリング、コーラス]

収録曲

01 トーキョーの夜(作詞・作曲:青柳拓次)
02 SHIGERI BUSHI(作詞:青柳拓次/作曲:細野晴臣)
03 道南ナット節(作詞:杵渕一郎/北海道民謡)
04 永良部百合の花(作詞:西田功/奄美民謡)
05 三味線ブギウギ(作詞:佐伯孝夫/作曲:服部良一)
06 炭坑節 [福岡県民謡]
07 津軽じょんがら節 [青森県民謡]
08 八丈太鼓囃子 [東京都八丈島民謡]
09 島々清しゃ(作詞:久米仁/作曲:普久原恒勇)
10 十日の村に(作詞・作曲:大島保克)
11 つきのにじ(作詞:高崎卓馬/作曲:青柳拓次)
12 幸せハッピー(作詞:忌野清志郎/作曲:細野晴臣)
13 東京音頭(作詞:西條八十/作曲:中山晋平)


(試聴にはFlashプレーターが必要です)


2014年10月8日発売
品番:UBCA-1040
定価:2,800円+tax
POS:4580187180413
発売元:タフビーツ http://www.tuff-beats.com/
販売元:スペースシャワーネットワーク

木津茂里による民謡曲解説
(9曲目を除く)

3. 道南ナット節 / 北海道民謡
特に千島、樺太で働く人足たちにうたわれた作業唄。缶詰工場の女工さんたちによってうたわれて「缶詰所節」「女工節」となり、さらには山形に伝わって「真室川音頭」になったとされる。元唄は、添田唖蝉坊による、明治から大正の流行唄「ラッパ節」。「ラッパ節」をうたう船乗り達が、はやしの “トコトット ” を、 “ ラットラット(舵輪) ”としてうたったのは、機械動力船が使われてからのことである。その “ ラット ” が “ ナット”と代わり現在のはやし言葉になる。本作の「道南ナット節」は、1965年 作詞:杵渕一郎・編曲:初代浜田喜一によるもの。


6. 炭坑節 / 福岡県民謡
炭坑労働者によってうたわれた民謡で、元唄は「ナット節」と同じく、添田唖蝉坊による「ラッパ節」。 1932年(昭和7)「炭坑唄」の名で初めてレコード化され、酒盛り唄や盆踊り唄として唄われた。 1948年、福岡を代表する芸者歌手、赤坂小梅がレコード化し、大ヒットとなる。現在では盆踊りの最もスタンダードな楽曲として全国に広く浸透している。


7. 津軽じょんがら節 / 青森県民謡
旧津軽領の芸人たちが舞台で唄ってきたもの。この唄の源流は、越後瞽女が門付唄としてうたっていた「こうといな」。その替え唄として新潟県十日町に現存する禅寺“広大寺”での土地争いをめぐる和尚のスキャンダル話を説いた「新保広大寺」の長編口説節を短くまとめた「広大寺くずし」が流行唄として各地に広まり、津軽へも伝わった。津軽三味線の伴奏とともに発展し、旧節、中節、新節と時代によって分けられる。 本作は、ポピュラーな新節を収録。また“じょんがら”は、北陸方面から近畿地方にかけて呼ばれている口説節 “ちょんがれ” の訛り。


8. 八丈太鼓囃子 / 東京都八丈島民謡
流人の島として知られている八丈島に伝わる太鼓と唄。剣を取り上げられた流人たちが、二本のばちに望郷の思いを託して打ち鳴らしたのが始まりという節もあり、また珍しく女性が打つ太鼓としてもよく知られている。古くは「つがる節」といい、明治大正時代は「太鼓甚句」といい、現在では「太鼓節」「太鼓囃子」といわれている。唄の部分だけが切り離してうたわれることはなく、太鼓を叩かなければ「太鼓囃子」はうたえないといわれている。


9. 島々清しゃ / 新作民謡
「島々清しゃ」(しまじまかいしゃ)の「清(かい)しゃ」とは、”美しい”という意味の八重山諸島の方言。 “島の美しさ“”村の美しさ“”白い砂浜の美しさ“そして、最後には”みやらび(=娘)の美しさ“が唄い込まれている。


13. 東京民謡 / 新民謡
作詞:西條八十・作曲:中山晋平による新民謡。もとは「丸の内音頭」という曲名であり、1932年に藤本二三吉によりレコード化された。翌1933年、「東京音頭」と改題、改詞され、小唄勝太郎によりレコード化され爆発的ヒットとなる。盆踊りの定番曲として親しまれ、またプロ野球チーム・東京ヤクルトスワローズや、プロサッカークラブ・FC東京の応援歌としても有名。

プロフィール

木津茂里(きつ しげり)
木津茂里  「太鼓を打ちながら唄う」という独自のスタイルで日本のルーツ・ミュージック ”民謡” を世界に向けて発信する民謡歌手・太鼓奏者。
尺八奏者の木津竹嶺を父に持ち、幼少の頃より民謡番組やステージにて活動する。1997年、ウズベキスタンの古都サマルカンドで行われた国際音楽祭にて太鼓を担ぎ、たった一人で日本代表として参加、審査員特別賞を受賞したのを機にソロ演奏を開始する。
 2002年、ビクターより、津軽三味線の重鎮、澤田勝秋師とのデュオアルバム「つるとかめ」をリリース。ユニット名を「つるとかめ」と命名し、これまでに3枚のアルバムをリリース。2004年のアテネオリンピック、シンクロナイズドスイミングの音楽「阿波おどり」の演奏を担当。2011年より、定期的にソロライブを行い、海外公演も数十ヶ国に及ぶ。ジャンルにとらわれることなく、細野晴臣氏、坂田明氏等、ジャズやポップスのアーティストとのコラボレーションやレコーディングに多く参加、CM音楽や映画音楽演奏などでも活躍。自身の活動だけでなく民謡普及にも力を入れており、「茂里社中」を結成して稽古や公演活動を行ったり、定期的にオープン稽古も開催している。
2014年10月8日、1stフル アルバム『SHIGERI BUSHI』をリリース。