パードン木村ブレンド第1弾！
Air Sculptures（エアースカルプチャーズ）待望のDebut！
 
2004年、岡村靖幸バンドの中心的存在であったファンクベーシスト、宇田川博史と元ミュートビートの松永孝義をはじめとする実力派ミュージシャンとのライヴを展開してきた孤高のギタリスト、瀬田一行がユニット、AirSculptures（エアースカルプチャーズ）を結成。
サウンドプロデュースに、ヤン冨田、LITTLE TEMPOの土生"TICO"剛とのコラボレーション・アルバムを発表し、現在は菊池成孔ダブ・クインテッドの一員としても活躍するパードン木村を迎え、かつてない新しいサウンドを生み出しました。
 
ギターとベースの新機軸。ジャンルを超越した新種のエレクトロニクス・サウンド誕生。これが最新のハードボイルド・ミュージック！
ギターとベース。この二つの楽器と、織り重なるサンプリングコラージュの中にリアリティとユーモアを詰め込んだバラエティ溢れる『音』の世界。抑制のきいた極上のベースラインとイマジナブルで浮遊感あふれるギターによるサウンドデザインは、まるで“一本の映画”のよう。そこにはいろいろな知覚が次々に現われ、去っては舞い戻り、いつの間にか消え、混じり合ってはかぎりなく様々なシーンや状況を作り出す。一度聴いたら何度も聴きたくなる、アルバムのすみずみまで趣向を凝らした作品です。ファンク、ヒップホップ、アンビエント、ダブ、ロック、ジャズ、全ての音楽を包括し、かつ根底から覆すフレッシュでアーシーな新次元サウンドを是非、体感下さい。
 
常にノイズが鳴り続ける世界の空中にノミを打ち込みながら形成されてゆくブルーズ＆ファンク・フィール。パードン木村の「ユーモラスな怒り」が飄々と煮えたぎり、全員の腰つきがおぼつかない骨太さは日本のヒップホップが失ってしまった、線の細さと太さ。足下に溜まってゆく削りカスの山。
菊地成孔（DCPRG/SPANK HAPPY）