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中山うり / 鰻 (CD) / UBCA-1037

前作「ホロホロ」から引き続き、 自らのプロデュースによる傑作が約1年半ぶりに完成!

 

どこかとぼけながらも、やさしく、力強い「うた」は世界をまるごと肯定する包容力に満ちあふれ、中山うりの新たな一面を展開させている。スティールパン、木管、金管楽器の奏でるエキゾチックで柔らかなアンサンブルと、ブラジル、ジャズ、ラテンなど様々なジャンルを消化した多彩なリズム隊によって織りなされるバンドサウンドは、楽曲にぴったりと寄り添って、様々な表情を聴くものにみせてくれる。世界中を飛び回るようなカラフルなサウンドの根底には、日本語による詩情が表現されており、中山うりの魅力にさらに磨きをかけた作品となっている。
「あの時」感じていたトキメキを呼び起こし、何気なく過ぎ去るすべての日々を愛しく感じずにはいられない、そんな印象を聴くものに与えてくれるに違いない。

    中山うり / 鰻 (CD) / UBCA-1037

    ¥2,593価格
    数量
    • 収録曲

      1. 時々ドキドキ
      2. 寝ても覚めても
      3. 月曜日の夜に
      4. 蒼いアジサイが泣いている
      5. ガパオNo.5
      6. るるるるる
      7. 哀しきサングラス
      8. 8月のコラール
      9. トロントさん
      10. 石神井川であいましょう
    • 商品情報

      発売日:2014年6月4日
      品番:UBCA-1037
      発売元:Tuff Beats / A.O.I.
      販売元:Space Shower Networks

    • 参加アーティスト

      中山うり(vo, acc, tp, g-gt, rhodes, cho, whistle, horn arrangement)
      南勇介(b)、福澤和也(g)、宮川剛(dr、per)、
      黒川紗恵子(cl、per)、サカモトジャイ庵(steelpan)、
      上野洋(fl、picc)、岡部量平(per)、西村健司(tb)

    • 曲解説

      本人による曲解説

      1. 時々ドキドキ
      こんなふわふわした曲をつくってみたいとずっと思っていました。
      メロディに導かれるように歌詞が浮かんできました。黒川紗恵子のクラリネットが変化球のように心を惑わせます。

      2. 寝ても覚めても
      人とズレているなと思うことは、しょっちゅうですが、それでも生きていくんだという、自分への宣言でもあります。
      最近コーヒーが少しだけ飲めるようになりました。

      3. 月曜日の夜に
      この曲だけ少し前につくりました。
      20歳の頃に1度だけお酒で記憶をなくしたことがありますが、それ以来、人に迷惑をかけることはしていません。お酒はほどほどに。

      4. 蒼いアジサイが泣いている
      よく利用するコンビニのそばの自転車置き場の片隅に、毎年蒼いアジサイが咲くのですが、咲いてない期間、これがアジサイだと忘れるくらい「ただの枝」になっているので、気をつけないと枝ごと踏みつけられてしまいそうなのです。ところがある時から誰かが板で枝の周囲に囲いをつくってそれを防いでいました。咲いている時は本当に美しいのに梅雨時にしか咲かないせいか、桜よりも注目されませんが、一番好きな花です。

      5. ガパオNo.5
      はじめてオリジナルのインストをつくりました。昨年はなぜかタイ料理のガパオにはまり、このタイトルしか思いつきませんでした。サカモトジャイ庵のスティールパンの音色が時にピリっと、また南勇介(b)のスパイシーなアレンジが光る1曲になりました。

      6. るるるるる
      ここ2年、東京にも雪が積もり、インドアな私はさらに外出しなくなり特になんの誘いもないので、1月2月は大抵曲をつくっていました。そんな中できた曲です。雪が降ると、家の周りはさらにシンとして音という音がこの世からなくなったみたいに静かになります。

      7. 哀しきサングラス
      小学生のころ「子供は遊ぶもの」という大人たちの視線が好きではありませんでした。もっぱらファミコン全盛期だったため、この頃からインドア生活でしたが、夏休み空けにクラスメイトが海に行った、どこに行った、という話を聞いて少しうらやましかったのを覚えています。
      上野洋によるフルートの音色が余計に哀しく響きます。

      8. 8月のコラール
      まだライブでは披露したことがない一番新しい曲です。気づけば年々、過去に対する想いがふくらみ、こんな後ろ向きな歌をつくっていいものかと思ったりもしましたが、本当にうたいたいことはこういうことなんだと、自分で納得しています。今の自分には輝かしい時間はさらにまぶしく映るのです。

      9. トロントさん
      誰にアピールするわけでもなく、とんでもなく天使のように優しい人ってたまにいます。そんな人たちが主人公です。春のある日、昼間の空いてる電車に乗っていたら、スーツ姿の人、ロリータファッションの女の子、制服姿の人、あらゆる人がトロン、とした優しい目でぼーっとしていました。それ以来、私はそういう人を『トロントさん』と呼ぶことにしたのです。目をこらせば、耳すませば、トロントさんはすぐ隣にいるのかもしれません。

      10. 石神井川であいましょう
      石神井川は東京に流れる少しマイナーな川ですが、春になれば川沿いに桜がアーチ状に咲き乱れ、天気のいい日にはふくよかな猫がひなたぼっこしている天国のような場所です。犬にはなりたくないですが、猫にはなってもいいなと、ここを歩いているとそう思うのです。
      (文/中山うり)

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